よもぎ茶とは

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キク科の多年草であるよもぎは、古くから切り傷などの止血薬として用いられました。

「和製ハーブの女王」とも呼ばれていて、様々な要素を含んでいます。

このよもぎを乾燥させ、煎じて作る飲み物が「よもぎ茶」です。

よもぎ茶の風味は、草っぽい香りの中にほんのりと甘味と苦味があります。

初めての人でも飲みやすい、例えるなら、抹茶を薄めたようにさっぱりして癖が少ない味わいです。

よもぎ茶の成分と効能

貧血・冷え性改善

よもぎ茶には、貧血・冷え性を改善する効能が期待できます。

鉄やクロロフィル(葉緑素)が、血液の材料になったり血流を改善したりするためです。

古代からよもぎ茶は、産後の出血を目的として利用されてきました。

よもぎ茶はその止血効果に加え、体内での血液生成をサポートするため、貧血予防にも効果的です。


抗菌作用・抗酸化作用

よもぎ茶は、口内を清潔に過ごす働きがあります。

よもぎに含まれる、α-テルピネオール、シネオールなどの精油成分やクロロフィルに、抗菌作用があるためです。

さらに、よもぎの抽出液には様々なポリフェノールが含まれており、抗酸化作用があると考えられます。

いわば複合的な作用から、ニキビの原因であるアクネ菌の増殖を抑えたり、肌の炎症を鎮める効果も期待できるでしょう。


デトックス効果

よもぎ茶には、デトックス効果が期待されています。

クロロフィルは体内に溜まった有害物質を吸着し、排出を助ける働きがあるとされるためです。

さらに、よもぎ茶に含まれるカリウムは、体内のより安全な排出を促進する効果があります。

この効果により、肌の状態やむくみの改善が期待できるので、よもぎ茶は美容に気を遣う人にもおすすめです。


生理の痛み・不順の改善

よもぎ茶には、女性のホルモンバランスが乱れることによって起こる月経不順や、更年期障害などの症状を改善する効果が期待されます。

よもぎ茶に含まれる精油成分のひとつ「ツヨン」は、女性の生理機能に働きます。

子宮を収縮させる働きがあり、血液循環がスムーズになり、生理痛を軽減する効果があるのです

さらにクロロフィルにも、血液の質を改善する働きがあるとされています。

よもぎ茶を取り入れることで、ホルモンバランスが整い、月経周期の乱れなどが改善されることが期待できます。


安眠・リラックス効果

よもぎ茶は、その心地よい香りからリラックス効果があります。

よもぎの香りはアロマテラピーでも注目されており、シオネールやツヨンなどの精油成分が含まれております。

特にシオニールには、神経を落ち着かせてイライラを解消する効果や、安定した睡眠を得る効果が知られています。

温かいよもぎ茶の香りは、リラックス効果や安眠効果が得られます。

飲む際の注意点

1.飲みすぎに注意

よもぎ茶を飲みすぎると

・胃の不快感

・下痢

・お腹の張り

・胃の刺激

の症状があることもあります。

2.キク科アレルギーの人は注意

以下にアレルギーがある人は注意が必要です。

・ヨモギ

・ブタクサ

・キク

・カモミール


飲んだ後に、喉の違和感

などが出た場合は使用を中止します。

3.妊娠・授乳中は

・飲みすぎを気にする

・心配な場合は医師へ相談が必要です。



管理栄養士谷澤

よもぎ茶は健康習慣として取り入れやすいお茶ですが、「たくさん飲めば効果が高まる」わけではありません。

1日1~2杯を目安に食事や生活習慣と合わせて無理なく楽しむことが大切です。