【春といえばあの山菜?】スギナ茶の特徴①

【春といえばあの山菜?】スギナ茶の特徴①

皆様こんにちは!

突然ですがスギナ茶をご存知でしょうか?春によく見かけるつくしが枯れ、
つくしの脇から細かく枝分かれした芽が出ます。それがスギナです。
まったく別の植物に見えるスギナとつくしですが、地面の下ではしっかりと繋がっています。
今回は、そんな不思議な特徴をもつスギナ茶について解説していきたいと思います!

スギナ茶に含まれる成分

スギナには葉緑素、サポニン、鉄やリン、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。ミネラルを多く含んでいると言われているほうれん草と比較してもカルシウムはおおよそ155倍にもなることも。
戦後の荒廃地に、強く生きていた植物がスギナと言われており、とても生命力が高い植物です。
西洋では、健康のために古くから愛飲されているとてもポピュラーなお茶です。

また、スギナに多く含まれているケイ素は、私たちの皮膚や髪の毛、爪を潤いのあるツヤやかな状態に保つ働きがあると言われています。
さらに、カルシウムを運搬して、骨の中のミネラル形成を促進させる働きも期待できるので骨密度をアップさせたい方がよく飲んでいるようです!

注意する事

様々な成分を多く含むスギナ茶ですが、一方で注意する点もあります。
スギナ茶はカリウムを多く含んでいるので、カリウム制限のある方は飲む量をお控えください。
また、微量ですがニコチンが含まれているので、妊娠中の方、小さなお子さま、ニコチン過敏症の方なども量を控えてくださいね。


スギナ茶としてスギナを摂取する分には危険量に達することは無いと言われておりますが、気になる場合はかかりつけの医師に相談していただくか、ご自身の体調を見ながらお召し上がりください。

もうすぐ、つくしが顔を出す季節ですのでもし、道端で見かけたらスギナの芽が出るのを観察してみても楽しいですね。

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