ほっと一息ティータイム。そんなリラックスタイムに人気のカモミールティー。
フルーティーな香りとスッキリした味わいが特徴で、リラクゼーション効果を求めて飲んでいる方も多いのではないでしょうか?。
カモミールティーは、古くから世界中で愛され、その歴史は長いものがあります。
今回は、この素晴らしいハーブティーの由来と歴史に迫ってみましょう。
○カモミールティーの由来と名前
カモミールはキク科のハーブで、ヨーロッパが原産とされています。
名前の由来は、ギリシャ語で「地面のリンゴ」とも呼ばれ、カモミールの花がりんごのような香りを持つことに由来しています。
特に、カモミールの香りはよく青りんごのようだと言われることがあります(個人差はありますが)。
○ヨーロッパから世界中へ
カモミールは薬草として用いられたと言われており、ヨーロッパでは「医者の薬」といわれる代表的な医療用ハーブです。
不安や緊張を取り除く鎮静効果や消化促進効果、眠りを促す催眠作用といったリラックス効果をはじめ、風邪の初期症状には発汗・保温・解熱作用といった即効性をあらわす薬として親しまれています。
16世紀にはイギリスで飲み物として親しまれるようになりました。17世紀には北アメリカにも広がり、世界中でカモミールティーが親しまれるようになりました。
○古代エジプトでは
古代エジプトでは、カモミールは美容や健康のために利用され、エジプト人はこれを贅沢な入浴に使用したと言われています。
ギリシャやローマでも、カモミールはその穏やかな特性から広く利用され、飲み物や入浴剤として親しまれました。
つまり、カモミールは古くから薬のような用途で使われてた歴史があり、風味と合わせて楽しめるということでお茶の原料としても使われるようになったということですね!
長い歴史を辿ると、飲み物としてだけではなく、薬や入浴剤としても親しまれてきたカモミールティー。
あなたの一日にも、カモミールティーを取り入れてはいかがでしょうか?