歩いていると道路に生える、よもぎを見かけたことはありませんか?
爽やかな香りと味わいが特徴のよもぎは、古くから食用、医療用など様々な方法で利用されてきました。
もちろん、お茶としてもスッキリとした味わいで小さなお子さまからご年配の方まで喜ばれるお茶となっています。
今回は、そんな魅力たっぷりのよもぎについて紹介していきたいと思います。
よもぎとは
よもぎとは、キク科ヨモギ属に属する多年草植物で、代表的な春の野草の一つです。繁殖力がとても強いので、乾いた道端に生えているのを見かけたことがあると思います。
葉の特徴としては緑色の表面に、裏は綿毛が密生しています。また、紫褐色の小さな花を夏から秋にかけて咲かせます。
よもぎに含まれる成分、クロロフィル
原料であるよもぎの緑色の成分はクロロフィルと呼ばれる、天然色素で出来ています。
クロロフィルは、血液を作るヘモグロビンを増やす効果があるとされています。血液が体内を循環することで、余分なコレステロールを吸着して体外に排出し、血中コレステロール値を下げる働きがあると言われています。
血中コレステロール値を下げることによって、ドロドロの血ではなくさらさらでキレイな血液を保つことが出来るでしょう。
また、よもぎには多くのビタミンが含まれているため、末梢血管を拡張し、新陳代謝を高め血液を造り出す作用があると言われています。
また、体内に酸素を運搬するための赤血球を構成する、鉄分も多く含まれているため貧血予防にも効果的です。
おなかにも優しい
お茶としてだけでなく漢方薬としても売られているよもぎは、健胃効果が期待されています。
また、よもぎは食物繊維を多く含んでいるため
腸内で有害な物質を吸収し、体外へと排出するサポートをしそれによって、便秘解消につながり良い腸内環境を保ってくれます。
様々な、体に嬉しい作用があるよもぎ。
次回は、もう少し他の部分についてもお話ししていきたいと思います!